【2026年2月】NASDAQ100ファンド定点観測:主要5ファンドの運用結果確認

オレンジを基調としたアイソメトリック3Dイラスト。ハイテク産業を象徴するサーバー、ロケット、電気自動車と上昇するグラフが描かれたNASDAQ 100の定点観測用アイキャッチ画像。 インデックスファンド

NASDAQ100指数は、世界をリードするハイテク企業や革新的なサービスが集結する、非常に魅力的な投資対象です。しかし、その高い成長性の裏側では、ボラティリティ(価格変動)も相応に大きく、長期的なリターンを最大化するためには「運用の正確性」が極めて重要になります。

本記事では、2026年2月時点の最新データに基づき、国内で展開されている主要5ファンドの健康状態を「監査レポート」として客観的に報告します。

今月の監査サマリー:主要5ファンドの稼働ステータス

各ファンドの最新の健康状態を以下のサマリー表に集約しました。検証の結果、全ての銘柄において運用は「Healthy(健全)」な状態にあり、投資家が安心して保有を継続できる品質が保たれています。

監査対象ファンド 運用ステータス 実質信託報酬(税込)
eMAXIS NASDAQ100 Healthy(安定した資産規模) 0.301%
楽天・プラス NASDAQ100 Healthy(低コスト・ポイント還元有) 0.211%
SBI・雪だるま NASDAQ100 Healthy(業界最安水準) 0.108%
ニッセイ NASDAQ100 Healthy(高精度な追従性) 0.210%
iFreeNEXT NASDAQ100 Healthy(運用実績豊富) 0.512%

コスト構造:信託報酬と平均乖離率の分析

以下のグラフは、確定した信託報酬(固定分)の上に、直近の運用状況から算出された「平均乖離率(運用摩擦)」を積層し、真のコスト負担を可視化したものです。

2026年2月時点のNASDAQ100主要5銘柄における信託報酬と平均乖離率を合算した実質コスト比較グラフ
  • SBI(雪だるま)の圧倒的優位性:信託報酬 0.064%(実質 0.108%)は、業界の常識を覆す水準。コスト最優先の合理的判断において、他の追随を許さない数値を叩き出しています。
  • 3強の高品質な均衡:eMAXIS、楽天、ニッセイは実質コスト 0.2〜0.3% 程度で横並びの状態。誤差レベルの範囲内で激しく競り合っており、運用の質は極めて安定しています。
  • iFreeNEXT の採用理由:0.495% とコストは割高ですが、主要5ファンドの中で唯一「新NISAつみたて投資枠」で購入可能な点が最大の強みです。

指数追従性の時系列分析:運用精度の検証

コストの低さと並んで重要なのが、インデックス(指数)に対してどれだけ正確に連動しているかという「追従の安定性」です。運用コストが高い、あるいは運用の効率が最適化されていない場合、ファンドの基準価額は指数(0%ライン)に対して下方へ振れる傾向が強まります。

2026年2月時点の主要5ファンドの過去12ヶ月間における対NASDAQ100指数乖離率の時系列推移グラフ
  • ニッセイ・楽天の精密追従:振れ幅が極めて小さく、指数に対して非常にタイトに連動しています。運用チームによる微調整が極めて正確に行われている証拠です。
  • SBI(雪だるま)の安定化:運用初期に見られた不安定さは解消され、現在は他社と遜色ない安定した追従を見せています。低コストと運用の質が両立しています。
  • iFreeNEXT の健全性:コスト差分による緩やかな沈み込みは見られるものの、突発的な乖離(トラッキングエラー)は発生しておらず、運用自体は健全に継続されています。

監査結論:現時点の評価と運用アクション

今回の監査結果から、NASDAQ100投資における合理的な解は、投資家自身の「何を重視するか」という価値観によって明確に分かれます。

  • コスト最優先の合理的選択(SBI):実質コスト 0.108% は競合他社にダブルスコアの差をつけています。理論上の最大リターンを追求するなら、SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100(雪だるま)が唯一無二の解となります。
  • 安定性と利便性のバランス(eMAXIS・楽天・ニッセイ):これら3銘柄のコスト差は「誤差」の範囲です。運用の安定感や純資産規模を重視する場合、最終的な決め手は「利用する証券会社のポイント還元率」や「管理のしやすさ」で判断して問題ありません。
  • 新NISAのつみたて投資枠の利用(iFreeNEXT):2026年2月現在、NASDAQ100指数に連動するインデックスファンドでは唯一の選択肢です。

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